手に取った理由 「美術に触れる為にとりあえず1冊読んで見るか」
「美術館を周ろう」→「となると事前学習は必要だ」→とりあえず軽い気持ちで「どれ1冊読んで見るか」と手に取った本です。ここまで深い示唆を与えてくれるとは思いませんでした。この『世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか』は、アートに触れることの意義をビジネスや日常生活に落とし込み、私たちの思考や行動に新たな視点を与えてくれる一冊です。
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著者の経歴と本書の出発点
著者はキュレーションを学び、並外れた経歴を持つエリートさん。その視点から、旧来のMBA的な手法の限界を鋭く指摘します。科学的で論理的なアプローチは、結局のところ他社と同じ結論に至る傾向があるんですって。そんな中で、ビジネスに「アート的な視点」を持ち込むことが重要なんだそうな。
で、私が思った事
この本を読み進める中で、「なぜアートなの?」という疑問がなんとなく解ってきました。絵画や美術作品に触れることで、想像力を鍛え、審美眼を養うから。作品の時代背景や画家が表現したかったことに向き合う過程で、物事を多角的に見る力が育まれます。
私自身、これまで祖父世代の大先輩方から「商売を発展させたければ、良い絵を見た方がいいよ」と何度か言わた事があります。当時は「はぁ そうですか・・・???」って感じでしたが、この本を読んで初めて腑に落ちました。
そんなわけで
本書を通じて、美術館を訪れ、絵画に向き合うことが単なる趣味を超えた深い意義を持つことを改めて認識しました。なんだかやる気が湧いてきましたよ。いろいろな美術館を訪れてみる事にします。
追伸
『世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか』は、ビジネスにアート的視点を取り入れる意義をわかりやすく解説した一冊です。読み終えて私のやる気が鍛えられました(笑)
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