国立新美術館のお話の続き 雪舟(複製)を見た

美術館散策

昨日の記事の続きです。休日に初めて訪ねた国立新美術館の展示に
「雪舟」という看板があったので、「ほー」と思って入ってみました。


受付の方「ご案内ハガキはお持ちですか?」

ドキリ!としつつ「いや持っておりません。有料でも入場できるのでしたら、ぜひ見学したいのですが・・」

受付の方「いや無料ですからどうぞ~」

無料で見れる展示なのでよかったです。しかもよく見りゃ案内ポスターに入場無料とかいてあったじゃん。そんな予備知識も持ち合わせていない私です。当然ながら雪舟について詳しい知識も何も持ち合わせておりません。

主催団体は雪舟国際美術協会さん 当然ながら初めて知るお名前ですが、どうやら水墨画や書道を中心として活動している団体さんみたいです。外国の方の作品の応募もあるみたいだったから、(私が知らなかっただけで)かなり有名な団体なのかも。

団体名にちなんで複製とは言え雪舟の作品も陳列されており、楽しくみる事ができました。
有名な四季山水図(山水長巻)。端から端まで眺めてみました。全長16mという物凄い長さの四季山水図(山水長巻)ですが、途中途中で風景が変わり、理想郷のような世界をイメージして書いているのかな・・。

帰宅していろいろ調べてみたら、こんなサイトがありました。全貌はこれで見る事ができます。

/https://emakimono.com/sessyu_sikisansuizu

ついでに雪舟さんについても調べてみました。
1420年(応永27年)に生まれて1506年(永正3年)に亡くなられています。
室町時代の中期から後期までを生きられた人。88歳まで生きられたという事は当時としては相当に長生きだったんでしょう。

私が思うに長生きの人って基本的に性格が明るくて頭が良い人が多い様です。
性格が明るいから頭がよくなれるのか、頭が良いから長生きできるのかはよく解りません。
(事故とか病気は仕方がありません。気を悪くされないように。)

大内氏の庇護により明(今の中国)に留学というから、相当なエリートだったんだろうなぁ。当時は水墨画を極める事は禅を極める事と一緒だと考えられてたみたい。

つまり仏教の修行の一環が絵を書く事だったんですね。

2年間の留学で帰国。そこで水墨画を学んだと言いますが、中国にも雪舟さんが書いた絵が残っていたというから、現地でも評価されていたのでしょう。

まぁこうやって美術館という所を訪ねていけば、いろいろな事に興味も沸いてくる訳で、行って見てよかったなぁとしみじみ思いながらこの記事を書いてみました。

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