ゴールドマンサックス出身者の体験記を読みました。

ビジネス書を久しぶりに購入しました。

「億までの人億からの人～ゴールドマン・サックス勤続17年の投資家が明かす「兆人」のマインド　田中渓著」

若い頃はこれでもビジネス書を沢山読んできた方だと思うんですが、もうそんな歳でもないかなぁという気持ちと、大抵は同じような事ばかり書いてあるから、前書き読んで目次見ただけでだいたいの内容は想像できてしまうので買う必要がないという心境ではありました。

久しぶりにビジネス書に手をだした理由は、贔屓にしているユーチューバーがこの本の著者を呼んで紹介していたからです。

さらに著者のゴールドマン・サックスに十数年在籍したと言う経歴にも興味を持ちました。そんなに長期間働ける人ってどんな人なんだろう？と。さらに全く無駄のない話し方やシュッとした風貌にも好ましい印象をもちました。

それで早速アマゾンでクリック。

内容は著者本人が見てきた富裕層の姿。
行動や、思考形態（同じ事か・・）等。特に投資に対する考え方を中心に書かれています。

そしてそれらの富裕層から影響を受けた著者本人の仕事への心構えや、ライフスタイルへの拘りなどが中心です。

若いビジネスマンの人に向けて書かれた本なので、若い頃に読んでおけばよかったなぁ　というのが私の感想です。この人の言う通りにしていたら、また違った今があったのかなぁ・・。

それは置いておいて、やはり頭の良い人が書いた本なので、文章の起承転結がしっかりしていて、長い文章は短めに区切って書かれていまして、大変読みやすかったです。

2時間かからずに読み終える事ができました。

ここのところドストエフスキーを読む事に挑戦しながら、全然ページが進まず苦しむという体験をしてきたので、てっきりもう「読書ができない頭になってしまったか」と、絶望していたけどそうでもなかった事が嬉しい発見でした。やはりドストエフスキーは難しすぎるのか。

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