渡辺崋山に関する講演を聞いてきました。

厚木について

 渡辺崋山に関する講演を聞いてきました。

令和2年10月24日 あつぎ郷土史博物館で開催の講演会を見学してきました。
今開催されいる「優しい旅人・渡辺崋山」展の一環の講演のようです。

正式には「厚木六勝と江戸の絵画 講師 古田亮先生(東京藝術大学)」。

面白かったです。あっという間の2時間

講師の古田亮先生は日本美術の研究者の方で有名な美術展のキュレーターも多数されているそうです(Wikipediaでも検索できます。ちなみにキュレーターとは美術展の総監督の事です。私も最近そんな仕事があると知りました)。

そんな凄い方ですがお話ぶりはとても穏やかで、大変解りやすく2時間の講演があっという間でした。講演を聞いていて思わず「へー」「あ、そうだったんだ」と声が出てしまう事しばしばでした。

遊湘日記と厚木六勝図について。

渡邊崋山が厚木に来た事をまとめた遊湘日記は焼失して残っていませんが写本は残っているので今も内容を見る事ができます。その厚木の旅で描いた6枚の絵「厚木六勝図」も行方不明だと思われていましたがハーバード大学に所蔵されている事が最近になって解ったのだそうです。

発見というか絵との再会のきっかけは講師の古田先生がハーバード大学の目録をネットで見ていた事がきっかけだそうです。

今回の講演ではその時の事も話していただき大変面白かったです。

江戸時代の絵は浮世絵だけではないらしい。

今回の講演では崋山の絵だけではなく崋山の師匠だった谷文晁の事も触れてもらえました。江戸時代というと狩野派の豪勢な絵か浮世絵くらいしか頭に浮かびません。さらに絵師というと浮世絵の葛飾北斎のように頑固そうな市井の職人か、まるで水戸黄門の悪役のように金ぴかの羽織を来た総髪の絵師のイメージでした。

が、それだけではなかったと今回の講演で知りました。当時、写真の代わりとして沢山の写実的な絵も書かれていたようで、書いている絵師も渡辺崋山のように武士もいたようで、そもそもが崋山の先生の谷文晁も国防の為の図面を書いていたとの事です。

そんなお話もとても面白かったです。

そのうちこのブログでももう少し渡辺崋山と今回の講演について考えていきたいと思います。

厚木市の催しについて

こういった市の催しに参加するのは初めてですが、大変有意義なお話を聞くことができました。今後もいろいろと参加していきたいと思っています。(店主)

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