キングダムについて

ロングセラーの本

「キングダム」について書きます。

言わずと知れた大人気コミックです。
実在した「李信」が主人公。貧しい身ながら幼い始皇帝と出会い、ともに成長していくというストーリーでまだ連載の途中です。

実際の歴史でも「李信」は始皇帝に相当に可愛がられていたのだろうと言われてます。

大きな失敗をしているのに許されている事が「史記」から解るからです。

失敗の相手は「楚」の全軍を率いる「項燕」(まだ連載には登場していません。四面楚歌のエピソードで有名な項羽のお爺さんにあたる人です。)」この「項燕」に大敗北をします。

で始皇帝は「楚」攻略の担当を「王翦(連載中のコミックでは仮面の人)」に交代。今度は圧勝。「楚」はを滅亡します。李信はてっきり処刑されたかと思いきや、次の局面の中華統一の最後の「斉」を攻めるときには再び抜擢されています。

もっとも「史記」に「李信」が登場するのは「楚」「斉」の戦いの2箇所あたりだけ。秦の中華統一後は史記から姿を消しています。

ただ子孫が漢代に続いているのでやはりその後も普通に生きていたのでしょう。漢詩で有名な李白もこの人の末裔と言われているし、その当時の中国の王朝も李王朝で「李信」の子孫と称していたという説もあるようです。

とにかくこの「李信」。今までの歴史小説ではさほど重要な人物としては書かれていませんでした。ただこの「キングダム」の成功がキッカケで、今後「始皇帝」について何か創作される時は、必ずこの「李信」は重要な配役をされる事でしょう。むこう数百年間は。

「歴史は小説家が作る」と言いますが、まさにその瞬間を私たちは見ている訳で、そこが大変面白いと思います。

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